> 修了生インタビュー  > 西垣俊彦さん(第1期卒業生)

西垣俊彦さん(第1期卒業生)

第1期卒業生の西垣俊彦さんに話を伺いました!

幼少期の記憶から農業の世界へ

前職は全く農業に関するものではありませんでしたが、祖父が米農家で子供のころよく手伝っていたので土とは馴染みがあり、農業がしたいとずっと思っていました。

そんな時、出身地である丹波で農の学校開校を知り、縁を感じて入学。農法には特にこだわりはなかったのですが、学校に通ううちに土づくりや微生物の活動等、奥深い有機農業の世界に引き込まれました。

卒業後は学校がある丹波市市島町で独立

現在は丹波市内の学校からも近い場所で独立し、4反ほどの畑で約60品目栽培しています。

いろいろと実験をしながら栽培していますが、結果は想定通りにいかないことも多く、想像を超えてくるところがやっていておもしろいと感じています。

耕作放棄地を開墾、獣害・・・苦労の連続!

借りた圃場は耕作放棄地で開墾するところからのスタートでした。他にも候補地はありましたがここは有機農業への理解があり、何より風景が気に入りました!山際なので獣害も酷く、被害が大きすぎて収穫できなかった作物もあります。

自分の選択が正しかったのかどうか、まだスタートしたところなので分からないですが、すべて自分の思った通りにできるので毎日が楽しいです。

学校で出会った仲間は今でも大切な相談相手

同じく丹波市で就農した1期生とは今も頻繁に情報交換をしています。

学校が近いので栽培管理を見に行ったり、先生に質問に行ったりと今も大いに活用しています。

インタビューを終えて

学校にいるときは、常に誰よりも早く通学し一番長い時間圃場で過ごしていた印象の西垣さん。

作業をするときも常に先頭にいました。

先日第2期生と共に卒業生訪問を実施しましたが、圃場の至る所に農の学校での学びが生きていて、後に続く2期生も興味津々の様子でした!

もっと作業をしたいので圃場を増やしたいという西垣さん。これからがますます楽しみです!