11月も、いろんな農家さんを訪問しました!
11月も、丹波市内各地の農家さんに、視察研修でお世話になりました!
例えば同じ「有機栽培」であっても、それぞれの農家さんで、採用している栽培技術は少しずつ異なっていました。
それは、土や作物の特性に由来する違いであったり、風向きや日照、雪の量など畑の微気象に由来していることもありますが、働く人の人数や、年間で作りたい他の作物との兼ね合い、お客さんに喜んでもらう工夫など、様々な理由で調整していることを、肌で感じました。
今夏は丹波市各地で干ばつの被害が出ましたが、その際に、どんな工夫をしてこられたのか?
作物にとってギリギリの環境だったからこそ、ちょっとした世話や畑の状態で収穫量が大きく変わった、とおっしゃる農家さんたち。
「苦労はしたけれど、良い経験、良いデータのとれる年だったと思いますよ!」
と笑う姿が、カッコよかったです!
農家さんそれぞれの「観察眼」も、体感させていただきました。
野菜の観察、土の観察、周辺環境の観察、お天気の観察・・・
それぞれ、ご自身の感覚を磨くとともに、農家仲間との情報交換も大事にされているようでした!
自分で作った野菜を、加工品として商品化する魅力も教えて頂きました!
味を高め、保全性を高めるだけでなく、お客さんの心にとどくパッケージの工夫、ネーミングの工夫なども、とても面白いお話しでした!
旬のフルーツを扱う農家さんも、丹波の奥地にある立地を逆手にとって、魅力ある農園を展開されていました!
思わず買いたくなる、来たくなる、そして大事な人にシェアしたくなるフルーツや野菜!!
「美味しい野菜やフルーツをつくる栽培技術」を学んできましたが、そこに、顔の見える「お客さん」との関係性が加わると、「あのお客さんにとって一番嬉しい美味しさ・楽しさは何か?」という問いが生まれて、そこに適した栽培方法の選択肢が見えてくるとのこと。
いろんな農家さんから、多彩なヒントをいただきました!
ご指導くださった農家の皆さん、お忙しい中、ありがとうございました!